この記事でわかること
- エリアを決めるときに使った判断材料と、一般論とは逆の結論になった理由
- 避けた土地はどれも周辺より安く、その理由は狭い道・擁壁・変形地・ハザードだった
- 現地で確認した項目。上下水道・地盤・埋蔵文化財は土地代に含まれない
- 条件の合う土地が出た日に買付を入れられた理由
- 土地代の予算に余裕を残しておく理由
土地探しについて調べると、平均4〜12ヶ月かかる、チェックポイント10選、といった記事が出てきます。じっくり探すものだと思っていました。
実際にわが家がやったことは違いました。エリアを絞るまでには何ヶ月もかけましたが、土地そのものを決めてから買付までは1日です。この記事では、エリアを絞るときに考えたこと、避けた土地の特徴、現地で確認した項目を書きます。前提は、東海圏、土地55坪・延床33坪の2階建て、夫婦と子ども1人(当時1歳)、夫婦ともリモートワークで、2025年9月に入居しています。
エリアを決めたのは、夫の親が働いていないことと、主要駅までのアクセスだった
子育てを考えると妻の実家の近くがいい、とよく言われます。わが家は逆になりました。判断材料にしたのは、親が働いていて日中に動ける状態か、主要駅までの移動時間はどれくらいか、どちらかの地元で学区の様子が分かるか、の3つです。夫の親が働いていないこと、主要駅までのアクセスが良いこと、夫の地元であることが揃ったので、夫の実家がある地域を選びました。
通勤時間の優先度は下げています。夫婦ともリモートワークだからです。毎日通勤する人ならここが最優先になるので、同じ論点でも働き方によって重みが変わります。優先順位を先に決めておくと、後の判断がぶれません。
保育園は送迎の負担に直結するので、車で15分以内にあるかを条件にしました。学区は地元なら様子が分かりますが、分からない地域だと周辺を見に行くか、地元の人に聞くしかありません。評判の良くない学区の土地は価格が少し安い傾向がありました。因果関係までは分かりませんが、価格差は実際にありました。
災害リスクも土地を見る前に決めました。わが家の地域は過去に大きな水害があったので、ハザードマップで浸水のリスクを重点的に見ています。もう1つ夫婦で話したのが、将来売ることも想定するかでした。結論は出ませんでしたが、この話をしたことで、駅からの距離や周辺の開発状況といった、住みやすさ以外の見方が加わっています。
避けたのはどれも周辺より安い土地で、理由は狭い道・擁壁・変形地・ハザードだった
条件に合いそうな土地を何件か見に行きました。まず避けたのは、敷地そのものは良くても、家から公道に出るまでの道が狭い土地です。毎日の車の出入りで苦労しますし、将来売るときにも不利になります。
高低差があって擁壁が必要な土地も避けました。土を支える壁を作る施工費用がかかるうえに、メンテナンスを怠ると将来の地震で崩れる可能性があります。安かったので迷いました。三角形などの変形地は間取りの制約が大きくなるので、なるべく整った長方形の土地を条件にしています。
ハザードマップにかかる土地も安く出ていました。避けた土地に共通していたのは、どれも周辺より価格が低いことです。安いときには必ず理由があるので、その理由を確認して、許容できるかどうかを判断することになります。
現地で見るのは、方角や風より先に、上下水道と地盤と埋蔵文化財
見に行ったときに確認したのは、住んでからの快適さと、後から費用が跳ねる要素の2つです。快適さの方は、周りの家の雰囲気、スーパーやコンビニまでの動線、風の当たり方、どの向きに窓を取れるかという方角、アプローチに階段が必要になる高低差を見ました。
費用に関わるのは、上下水道が前面道路に埋設されているか、都市ガスが来ているか、埋蔵文化財の発掘調査が必要な地域か、貯水槽の設置が必要にならないか、地盤改良が必要になりそうか、の5点です。いずれも数十万円から百万円単位の費用につながります。水道が引き込まれていない土地なら前面道路から敷地内への引き込み工事が要りますし、地盤が弱ければ改良工事が入ります。
これらは土地の代金には含まれません。土地代の予算を上限まで使い切ると、ここで足りなくなります。検討する段階で、その土地固有の費用がいくらかかるかを不動産会社や住宅会社に確認しておくことになります。わが家の場合にこれらが資金計画のどこに計上されたかは注文住宅の見積書、全項目の金額を公開するに書いています。
土地の費用は住宅会社に聞く
引き込み工事も地盤改良も擁壁も、土地の代金には含まれません。わが家の資金計画では、上下水道の公道工事だけで93.5万円が別に乗りました。
この金額は不動産会社より住宅会社の方が具体的に答えられます。土地探しと住宅会社選びは並行して進むので、予算や希望を整理する段階から相談できる窓口を持っておくと、土地の情報も一緒に集まりやすいです。
- 相談も住宅会社の紹介も無料。紹介料が建築費に上乗せされない
- アドバイザーが予算と要望を聞いて、合う住宅会社を紹介する
- 紹介は希望した場合のみ。断りの連絡は代行してもらえる
相談だけで終えても問題ありません。店舗があるのは栃木・群馬・埼玉・千葉・山梨・岐阜・静岡・愛知・三重・大阪の10府県です。 くふうイエタテカウンター公式サイト →
条件の合う土地が出た日に、価格交渉をして買付を入れた
急いだのではなく、そうしないと買えないからです。条件の良い土地は、公開されてすぐに複数の人が動きます。家族で相談してから、もう一度見てから、と考えている間に他の人が買付を入れます。
その日のうちに動けたのは、判断基準ができていたからでした。エリアが決まっていて、実家からの距離と保育園と学区とハザードの条件も決まっていて、避ける土地の特徴も分かっていて、現地で確認する項目のリストもありました。現地に行って条件を照らし合わせるだけで済んでいます。価格交渉のやりとりは土地は2,500万円から2,320万円になった。メールだけで進めた価格交渉の記録に書いています。
やり直しても順番は変えない。足すなら、建てる会社を探すのを早く始める
エリアを決め、避ける条件を決め、現地で確認する項目をリストにする。この順番は変えません。変えるとすれば、土地代の予算に最初から余裕を持たせておくことと、建てる会社を探すのをもっと早く始めることです。
土地探しにかかる期間の大半は、探している時間ではなく判断基準を作っている時間でした。基準がないまま良い土地に出会っても、その場では決められません。
今から選ぶなら
土地固有の費用がいくらになるかは、不動産会社では具体的に答えられませんでした。
今からなら、土地を見に行く段階で建てる側の相談先を持っておきます。その場で判断できる材料が増えます。
- 相談も住宅会社の紹介も無料。紹介料が建築費に上乗せされない
- アドバイザーが予算と要望を聞いて、合う住宅会社を紹介する
- 紹介は希望した場合のみ。断りの連絡は代行してもらえる
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わが家がエリアや優先順位をどう話し合ったかは家を建てると決める前に、夫婦で話し合った5つのことに書いています。


